地雷になりがちな褒め言葉とは？

1. メイクを褒める

「ツケまつ毛やエクステを褒められてもバツが悪い」「メイク上手だね！」など、メイクの中でも偽装度の高い部分を褒めてしまうのは危険です。
せっかく、丁寧に「すごく長くて」「綺麗に」と持ち上げても、盛ったまつ毛や化粧のテクニックをイジるのは、「それって、地がダメってこと！？」とイラッとさせることになりかねません。
せめて、手入れが行き届いている髪や指先を褒めた方が喜ばれるでしょう。

2. 「小さくてかわいいね」と本人が気にしているところを突く

「チビで童顔なのがコンプレックスなので・・・」というように、チャームポイントだと思って褒めたことがマイナスに働くケースもあるようです。
体型や顔立ちなどにいきなり触れるのはリスキーだと心得ましょう。
その他にも、「グラビアアイドルみたい！」「スタイルいいね！」「モデルみたい！」などもコンプレックスの指摘になることがあるので気をつけましょう。

3. 「優しそうだよね」など、ざっくりとした印象を語る

「それって誰にでも当てはめられそうだし、暗くて大人しいって言われてる気がする」というように、いきなり見た目の印象をなんとなく話されても良い印象にはならないようです。
「優しそう」はネガティブな意味で使われることは少ないですが、当たり障りがなさ過ぎる言葉なので、褒め言葉と感じる女性は少ないようです。
せめて、「〇〇なところが優しい」と具体的に優しいと感じた部分を言葉に添えることで、しっかり観察して人の気づかない面を見てくれたと喜んでもらえるのではないでしょうか。

4. 「芸能人の○○に似ているね！」と安易に有名人に例える

「散々イジられて、いつもウンザリしてるので、またかと。（苦笑）」「お笑い芸人に例えられても・・・」というように、例えられる相手を必ずしも好意的に思っていない場合や、毎回のように言われている場合には、ウンザリされかねないので、安易に有名人に似ていると例えるのは、危険度が高いようです。
美人や好感度の高い有名人であっても、反応の仕方が難しいという声も多いので、比較対象がある褒め言葉は、素直に喜んでもらえないことが多いと心得ましょう。

5. 「可愛いいよね」と名前を褒める

「他に褒めるところがないのか！ってツッコミたくなる（笑）」「有名女優と同じだねって言われても反応に困るだけです。」というように、名前の良さを持ち上げても、微妙な反応しか得られないかも知れません。
特に珍しい名前の場合は、本人が気にしている可能性があるので、下手にイジらない方が良いでしょう。

COMMENT 対人関係をスムーズにするために相手を褒めることは大事ですが、ただ思った褒め言葉を並べればいいという訳ではないようです。
口先だけと感じさせて、かえって嫌な気持ちにさせてしまうことがないように、ＮＧとなりそうな褒め言葉を理解して、プライベートでもビジネスシーンでも、より良好な人間関係が築けるようにしたいものですね。