映画の中のワイン・第104章（ウイスキー編）

こんにちは。六本木クラブチックの平野です。
映画「室井慎次 生き続ける者」、「海の沈黙」、「十一人の賊軍」、「八犬伝」、「侍タイムスリッパー」を観ました。

どの作品も個性的で楽しく観られました。各作品の中には日本酒、ビール、カクテル、ウイスキー、ブランデーなどが出てきます。
Barでお酒を飲むシーンも2作品にありまして、「海の沈黙」では牡丹役の清水美砂があざみ役の菅野恵が働いているBarでカクテルのニコラシカを飲むシーンがあります。
ニコラシカはドイツの港町ハンブルグで生まれたブランデーのカクテルで、グラスの上に置かれた砂糖とレモンを最初に頬張り、そのあとにブランデーを流し込んで口の中で混ぜ合わせるという飲み方が特徴です。
砂糖の種類を変えてるのもおススメ。欧米のバーではグラニュー糖、日本のバーでは上白糖が主流ですが、自分の好みでアレンジしてみるのもいいと思います。

「侍タイムスリッパー」では、やはりあるBarで高坂新左衛門役の山口馬木也と風見恭一郎訳の冨家ノリマサがウイスキーをロックで飲んでいるシーンがあります。
何を飲んでいるのでしょうか。セリフの中からは読み取れません。ボトルも棚に何種類もありますが、注ぐシーンがないので分かりません。ですが、役者がいいんでしょうか。いいシーンになってますね。
過去にいくらでも同じようなシーンが出てくる映画を観てきましたが、ストーリーもいいんでしょうね。とにかく印象に残るシーンでした。

ウイスキーですが、いまや世界各国で造られていますが、主要産地は、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本の5ヵ国で5大ウイスキーと呼ばれています。
特に近年、世界的に高い評価を受けている日本のウイスキーとして、山崎、響、白州などが人気です。
「響30年」は山崎ホワイトオークを中心に酒齢30年以上という超長期熟成のモルト原酒とグレーン原酒を厳選してブレンドしたウイスキーです。
年間で数千本しか生産されないため希少価値が高く、世界中のウイスキーファンから高く評価されています。美しいお酒は、いつの時代も廃れることのないんでしょうね。