＜＜ 新規生産者 取り扱い開始!! ＞＞

毎度ソムリエ通信をお読み頂きまして、ありがとうございます。「銀座クラブチック」の山之内です。

12月中旬より、チックグループ全体で、新しいフランスワイン生産者の取り扱いが始まりました！
エリアはブルゴーニュ。言わずと知れた、世界有数の銘醸地として名高い場所です。

これまで多くのブルゴーニュワインを取り扱ってきました。
新商品の中には、これまでの生産者と同じ村で造られるものもあるようで、やはり似た特徴を持つことがあります。
しかし、生産者の違いにて顔色を変えるのもワイン。その違いを確かめるのも、また一興ですよね。


いずれにしても、チックグループで扱うワインは、ブルゴーニュやボルドーを始めとする高級品ばかりです★

先日はその生産者、シルヴァン・デュボー氏が来日してのセミナーが行われました。

生まれも育ちもブルゴーニュという生粋のブルギニヨンであるシルヴァン氏。
ブルゴーニュ大学JUVVで多様な研究をする傍ら、2007年からニコラ・ポテル氏のドメーヌで片腕としてワイン醸造に参画。
2021年に満を持して自身のブランドを立ち上げ、2024年より日本初リリースとなりました。
温暖化による転換期を迎えるテロワールと、消費者に配慮した持続可能なアプローチを目指し、この先 100年のブルゴーニュワインを見据える学術的醸造家です。
12の特級畑・38のアペラシオンを有します。


セミナーでは生産者本人の自己紹介や商品の説明、そして9種類のワインを試飲させていただきました。

試飲したもののうち、低価格でありながら今までと違ったテイストを持ち特筆すべきもの、そして高価格帯のラインナップはうなるような美味しさのものもありました。

全体的には、ヴィンテージが2022年など、若くフレッシュな味わいのワインが多かった印象。ですが飲み頃を迎えてそうな、10年熟成もあったのは個人的に気になるところです★

何十種とあるラインナップ、正直全てのワインを仕入れてしまいたいくらいです！
しかしながら少し裏話をすると、お店ではワインを保存するスペースが限られています。そのため仕入れる商品はよく厳選する必要があります。

ちなみに、あらかじめ本社が自社輸入したワインが取り扱いの対象となり、その後は各店舗のソムリエや酒類を管理するスタッフのチョイスでワインリストは決まります。

銀座クラブチックのワインの仕入れは、まだ先輩方にお任せしている現状です。
しかし今回のセミナー体験を参考に、私の意見も含ませていきたい考えです！！

シルヴァン・デュボー氏のワインをぜひチックグループにて、ご賞味頂けましたら幸いに思います★