『バローロ』〜イタリア紀行21〜

こんにちは。ルクラ泉澤です。
バローロに来ましたのでバローロ村の話を書きます。

ブドウ畑に囲まれたような小さな村で、細い路地や坂道が多く散歩をしているだけでも色々な発見があって楽しめます。村の入り口から正面にバローロ城があり、中にはワイン博物館があります。

たくさんの展示物と、ワインとは関係なさそうなよくわからない色んな銅像が並んでいたり、ミニシアターがあり、シアターでは常時ワインやブドウ畑をテーマにした映画が上映されています。

城の地下にワインものめるワインショップがあるのですが、さすがにバローロの村ですからたくさんの生産者の昔からのバローロがずらりと飾られていて、エチケットの変わりようなどを眺めているだけでもかなりの時間がかかってしまいます。
バローロ片手にバローロの歴史を感じながら時間を忘れるほど夢中になれるのもなかなか素敵な時間でした。

ミニシアターとは別に映像の展示室という所があって、宇宙から地球を見ながらだんだんとイタリア、バローロ村と近づいてきてブドウ畑になり、顕微鏡の世界へ。ブドウがだんだんとワインになっていく過程のミクロの世界が写し出されています。

ワイン好きや興味がある方、得にイタリアワインが好き、バローロが好きならたまらなく楽しめる博物館だと思います。機会がありましたら是非。

バローロ村のレストランはさすがに地元だけありバローロが安い。
そして、日本では飲めないであろう小さな生産者のワインも楽しめるのは地元ならでは。
タヤリンのラグーと、また牛肉のバローロ煮込み（ブラサート・アル・バローロ）を食べましたが、さすがに本物のバローロ煮込みでした。

食後にエスプレッソをたのんだら、なぜかノッチェーレのタルトをサービスで出してくれたので美味しく頂きました。

時期によっては「バローロの夜」と呼ばれるお祭りがあるそうでたくさんの生産者のワインが楽しめるそうです。
次回はバローロでの出会いの予定ですが、詳しく聞きたいという方はルクラでバローロを飲みながら！