<< 映画の中のワイン・第99章 >>
六本木クラブチックソムリエ 平野 光志
こんにちは。六本木クラブチックの平野です。
映画「ディア・ファミリー」と「ライド・オン」を観ました。
「ディア・ファミリー」は世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマです。
大泉洋が主人公・宣政を、妻・陽子役を菅野美穂、娘・佳美役を福本莉子が務めています。
主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家、清武英利による膨大な取材ソースを基に「系」の林民夫が脚本を手がけ、「君の臓器をたべたい」の月川翔が監督を務めています。素直にいい映画だと思います。
「ライド・オン」は初主演作「タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章」から50年を経て、今年で70歳を迎えるジャッキー・チェンの主演作です。
一線を退いたベテランスタントマンが、あることきっかけに再び危険なスタントに挑む姿を描いたアクション作品です。とにかくジャッキーには頭が下がります。
70歳でもまだアクションをやっていることがすごい。たぶんこれからもずっと体が動く限りアクションをやり続けていくんでしょうね。
さてワインの話しですが(笑)、この作品にはワインは出てきません。なので何のワインを紹介させて頂こうかと思っている所へ、俳優のジョージ・クルーニーが南仏ワインを発表予定とニュースが飛び込んできました。
クルーニーは2年前に妻のアマルとともにヴァ―ル県・コティニャックにあるドメーヌ・ド・カナデルを購入。
現在はこの800平米のシャトーで暮らしているそうで、ここには4haのブドウ畑が含まれています。
ドメーヌの初ヴィンテージは2023年でAOCコト―・ヴァロワの白とロゼになる予定です。
ブランド名は発表されていませんが発売され次第、紹介できたらなと思っています。
もちろん、他にもいいワインがあればどんどん紹介していきます。(笑)