映画の中のお酒（ビール編）

「この世界は生きづらくあたたかい」「あんたは、これが最後のチャンスでしょうが、婆婆は我慢の連続ですよ。我慢のわりにたいして面白うもなか。そやけど、空が広いち言いますよ。」
先日観た映画「すばらしき世界」の中で、キムラ緑子と役所広司の芝居の中でのセリフです。

私は久しぶりに感動しました。
この映画は来年の日本アカデミー賞にノミネートされると今から思っています。
それほど出来がいい作品です。脚本、監督は西川美和、原案は佐木隆三の「身分帳」です。

出演は他に仲野太賀、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、白竜、長澤まさみ、安田成美です。
本当に何年ぶりでしょうか、いい日本映画に出会えたのは。

西川監督は、今回、まさに最高なワールドクラスの映画を作りあげたと思います。
私は、２回観たのですが、３回も４回も観たくなりました。
さて、この作品の中で、瓶ビールが出てきます。
『アサヒスーパードライ』です。スポンサーなのでしょうね。はっきりと画面に出てきます。

瓶、缶、ジョッキでも中身はすべて“生ビール”なのですが、温度、ガスの充填されている量の違いや、鮮度によって味は大きく変化します。
ふらっと入ったお店で生ビールを頼むとサーバーが毎日しっかりと洗浄されている状態が保たれていないのでは？と思うぐらい美味しくないビールにあたることがあります。
ジョッキの底には白い固形物まであり、味わいも雑味があります。
経験上、そういう店は他のアルコールも全て状態は良くないことが多いので、そんな時は長居は無用です。すぐにお会計します。（笑）

ちなみに瓶ビールと缶ビールには長期保存が効くようにサーバーのビールよりもガスが多めに充填されています。
ですから、グラスに注いでから少し時間をおいてガスを抜いたほうが美味しく飲めます。

どの銘柄が好きかは個人の好みですが、とにかくおいしく飲むためには鮮度を意識が一番なので、購入する際には、製造年月日が近いものを選んだほうが美味しく飲むことができます。

もちろん、クラブチックでは、「アサヒ樽生クオリティセミナー」に全店のスタッフが参加。
生ビールのテイスティングから、ディスペンサーや器具の正しい知識、毎日の正しい洗浄方法を研修、実践して、常に美味しいビールを提供していますので、いつでも安心して「とりあえず生！」とご注文下さい！