“ツウ”の行き着く究極グラン・クリュ

フランス国家認定資格であるエノログ（ワイン醸造士）協会のアレックス･シェーファー会長が、“通の行き着く究極のグラン・クリュ”と激賞し惚れ込んでいる特別なワインを生む特級畑がフランス・アルザス地方の『フランクシュタイン』です。

6億年以上前の土壌を持つテロワールは、2種類の雲母を含む風化した花崗岩を主体とし、寒冷なアルザスにあって熱を放射し、雨を排水しやすいという特徴を持ちます。
この区画から生まれるワインには繊細さと優美さ、爆発的なアロマ、フレッシュさ、そしてクリアなミネラルが備わり、口に含めば軽やかで繊細で、非常に複雑な味わいがあります。

今回ご紹介させて頂くのは、人気漫画『神の雫』でも紹介された、強い信念で自然栽培を行う、ドメーヌ・レオン・マンバックが造る『ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・フランクシュタイン』。

人工的な介入を施すのではなく、ぶどう樹そのものの生命力を高めることを良しとし、土壌にも最大限の配慮をもってぶどう栽培を行っている職人的ドメーヌが、“究極のアルザス・グラン・クリュ”で造る逸品。

リースリング、ピノ・グリとともに、アルザスを代表するぶどう品種『ゲヴュルツトラミネール』は、非常に強いインパクトのワインを生み出すぶどうで、強いボディ、ふくよかな印象、非常にフローラルで、後味はレモングラスのようなニュアンスを持ち合わせ、アフターにわずかな苦みを感じることができます。

とても香り高く、気品のあるぶどうで、バラを思わせる華やかなブーケ、スパイス、そしてライチやマンゴーを思わせるエキゾチックフルーツの香りが、女性ウケ抜群の品種でもあります。

濃密なボディで、ほんのりした甘みと同時に酸味も感じるため、非常にバランスの良い味わいで、余韻は重くなく軽やかな白ワインです。

ゲヴュルツとはドイツ語でスパイシーという意味でその名の通り、後味に黒コショウのようなスパイシーさも兼ね備えていますので、エスニック料理やスパイシーなもの、魚料理から肉料理まで広く相性が良く、ブルーチーズやマンステール（ウォッシュチーズ）といった、クセの強いチーズともよく合い、とろりとまろやかな口当たりは、甘酸っぱさのあるデザートと一緒に楽しむのもお勧めです。

高貴さ漂うゲヴュルツトラミネールは一度飲んだら絶対に忘れられないような風味を持っています。

まだこの品種を飲んだことがないという人はもちろんのこと、飲んだことがあるという人も、ぜひ“究極のアルザス・グラン・クリュ”をクラブチックの美女たちと一緒にお試し下さい。

今まで体験したことのない酸味と甘みのバランスに優れた、香り高い甘美なワインとの出会いをお楽しみ頂けることと思います！